ボーイズラブとは?/ ノーローン
[ 537] 生きていく上でまったく知る必要のないボーイズラブの最新事情まとめ
[引用サイト] http://coffeewriter.com/text254.html
さて、そんなボーイズラブ小説。同人誌だけの世界かと思いきや、市販されている物もけっこうあるようで……そういった文庫本の帯などには、なかなか刺激的なキャッチコピーが書かれているみたいです。 思えばあれから半年以上……ボーイズラブの世界はいかなる進化を遂げているのか、紀伊国屋のボーイズラブコーナーでリサーチしてきました。 やはり「エクスカリバー」を超える名コピーはなかなか登場しませんね。これからも各出版社の方にはさらなる高みを目指していただきたいと思います。 ちなみに、これらのデータを集めるのに、紀伊国屋のボーイズラブコーナーの前で一つずつメモっていたわけなんですが、夢中になって本を漁っていると、ふと視線を感じまして。 この帯を読んで初めてタイトルの「ピーチ」が何のことなのかわかるという二段構えが見事なり! いや、全然見事ではないんですけど、というか「魔性のケツ」という言葉がまた、良い感じに頭のネジが緩んでて好きです。 キスで相手を気絶させるとは、凄まじい使い手です。バキSAGAでもそこまでいきませんでしたよ。これはぜひキスで気絶するシーンを読んでみたかったのですが、僕の中の何かがそれだけはダメだと告げるので、誰か代わりに読んでおいてくださいませ。 なんという力強い宣言でしょう。宣言のベクトルの向きがかなりおかしな方向にズレているのはいいとして、ここまで強く言われると、思わず「そうですね」と同調してしまいます。まさに勢いの勝利。 「生きていく上でまったく知る必要のないボーイズラブの最新事情」の記事が好評だったので第3弾を計画していたのですが、もう新宿紀伊国屋と池袋ジュンク堂は使えないし、どうしよう……そうだ、残るは渋谷だ! しかしまあ考えてみるとここは渋谷です。そもそもコーナーの狭さからしてボーイズラブの需要があまりないのは間違いありません。 そこへきてボーイズラブに帯が付いているかどうかなんて、渋谷を歩いている若者たちの人生に1ミクロンも影響を及ぼさないことでしょう。 とまあ、だいたい皆さんの予想通りという何の面白味もないメイキング企画になりましたが、そもそも今回の記事自体が予定外のアクシデントだったのでご了承ください。 映画、漫画、ゲーム……あらゆるものをレビューするというコンセプトのもと、いつの間にか5年近く続けてきた当サイトですが、まさか行き着いた先がボーイズラブとは、さすがに予想できませんでした。 いつの間にか当サイトでもかなり息の長いコンテンツになってしまっていたので、ここらへんで過去の関連記事をまとめました。復習にぜひどうぞ。 考えてみると、日本を代表するコピーライターである糸井重里氏のキャッチコピーも、「おいしい生活」とか「ほしいものが、ほしいわ。」とか、微妙にわかるようでわからない感じがするので、つまりキャッチコピーとはそういうものなのかもしれません。 正直コメントも思いつかないのですが、とりあえず「僕のエクスカリバー」に今もっとも近い場所にいるキャッチコピーと言えるのではないでしょうか。 ボーイズラブという名の果て無き迷走を続ける当サイトですが、なんでこんなことになったんだろう……と、まるでメイク前の根岸君のような思いを抱えながら、本日も読者の方からいただいた情報をご紹介させていただきます。 わたしはボーイズラブが好きで、よく本屋のボーイズラブコーナーに行くのですが、最近では男性の方も結構見かけるようになってきましたよ。皆さん熱心に本のあらすじを見たりして、「ああ、男性でもボーイズラブが好きなんだなあ」と思いました。 ※転送量の関係で画像が表示されないことがあるようです。その場合はブラウザの更新ボタンを押すかF5キーを押してページを再度表示させてみてください。どうしても表示されないようでしたら、時間を置いて再度アクセスしてみてください。 こういう記事ばっかり書いていると、最近女性からの感想メールをいただけることが増えました。僕のような普段女性と接する機会のない非モテにとっては大変嬉しいことです。 ……ということで、きっかけをいただいたのはだんげさんからですが、僕自身、当サイトに訪れていただいている読者様についてもっと知りたいという気持ちもありますので、ここで緊急アンケートを採らせていただこうと思います。 ちなみに対象となるのはボーイズラブ好きの女性限定ですので、特に男性は回答厳禁でお願いいたします。ネタ回答も今回はご遠慮ください。 なお、「めざめた理由」にはコメントを記入することもできますので、「どういう作品やキャラがきっかけでめざめたのか」や、「今までにどういうジャンルを辿ってきたのか」など自由にご回答いただけると、僕だけでなくだんげさんも喜びます。 いやーそれにしてもワタクシ、25年生きてきてこんな記事を書くことになるとは、あまつさえアンケートまで採ることになろうとは夢にも思いませんでした。 しかし、ここ数年で激増したネット人口の影響により、同人サイトを見る機会が増加し、それまで内に秘められていた大いなる力がめざめたのではないでしょうか。 姉妹や母親が腐女子だったというケースは稀なようですが、よく考えると昔から「風と木の詩」のようなボーイズラブ漫画は存在したわけで、これもまた十分ありえる理由と言えそうです。 ……といってもいったい何が「ということで」なのか皆さんはさっぱりわからないと思うので簡単に説明しておくと、僕はこんなサイトやってますけど「郊外」が好きで、ついでに言うと「雑居ビル」とか「路地」とかも大好きなんですね。街で見かけるとつい入りたくなります。 何か色々とメールをいただいているのですが、当サイトの記事、「生きていく上でまったく知る必要のないボーイズラブの最新事情」がライブドアのニュースで紹介されたようです。ありがたいことです。 これが事実なら、事務所的には完全に黒歴史なんじゃないかと思うのですがどうなんでしょうか。たまに芸能人って弾けたことやりますよね。 街には幸せそうなカップルが溢れ、イルミネーションが彼らを照らし出す……一年でもっともロマンチックな一日であり、ケンタッキーが勝負を賭ける日でもあります。 “今度は”というところからして、その前にも睡眠薬あたり使ってたのか? と疑ってしまいますが、何となくBLでは睡眠薬で眠らせて拉致監禁とか普通な感じもするので、もはや媚薬程度が登場したぐらいでは驚けません。媚薬なんて風邪薬みたいなもんでしょ? BL界では、教育係はおろか、秘書だろうと後輩だろうと容赦なく襲ってきますので、どんな強い立場であっても油断はできません。その意味ではこの帯はちゃんちゃらおかしいですね。 しつこい! さっきの媚薬使われたのか! と言いたくなります。例えこれが女性の台詞でも思わず気持ちが萎えてしまいます。ましてや男にこんなこと言われた日には……いや、しかしBL界ではこの懇願っぷりがまた良いのでしょうか。僕には一生わかりそうにありません。 近親相姦モノでしょうか。もはや何でもありと言いつつ、そこは最後まで手を出してはいけない領域だと思っていましたが……。というかパッケージが男二人の絡みなんですけど、両方とも若者でどっちが親父なんだかわかりませんでした。 「眼鏡を返してもらう」ということと、「裸になってひざまずく」ということが、まったくもって等価ではないところがすばらしいですね。しかしこれで跪いてしまうのがBLです。別に眼鏡返してくれなくても自主的にひざまずくんだろと言いたくなります。 何の話だかわかんないよ! という方は、生きていく上でまったく知る必要のないボーイズラブの最新事情の、衝撃の全員サービス企画が始まった! 及び、想像していたかい? こんな誕生日を。の記事をご覧ください。 いや、やおいカルタなんて放っておけよと思われるかもしれませんが、確かに僕が僕の友人でもそう言いますが、一応ほら、これ1000円自腹切って買いましたからね。なんか、一度ぐらい遊んでおかないともったいないじゃないですか。 反響といっても広大なネット界全体で見ると微々たる一過性のものにすぎませんが、それでもこれまでウェブの片隅で細々と息を潜めて生きてきた当サイトにとっては驚嘆に値する出来事でした。 例えば、数々のニュースサイトさんに採り上げていただいたり、2ちゃんねるにスレが立ったり(これは自分では未確認ですが)、そして最近話題のニコニコ動画にもしっかり載っていました。 ちなみにニコニコ動画とは、動画に対しリアルタイムにコメントが付けられるサービスで、コメントは動画上に直接流れ、まるで皆で実況しているかのような臨場感を味わえる面白いサイトです。 こんなことならもうちょっと上手く読んで、競技を盛り上げればよかったとか、反省点はいっぱい出てきますが、せっかくニコニコ動画で色々ツッコミを入れていただいていることですし、やおいカルタ動画に寄せられた様々なご意見や疑問にお答えしたいと思います。 A.おそらくこの動画で一番不自然なのはこれだと思います。実はカルタの動画をネットにアップするということに対し、「絶対に嫌だ」と弟妹に(特に弟に)拒否られてしまったため、何とかなだめすかし、説得し、やっと条件付きでOKしてもらったのです。その条件が「万が一声や顔が映像に入ったら、編集でカットする」というものでした。ちなみに妹もほとんど喋っていませんが、弟ほど頑なではなかったので、たまーに声が聞こえるかと思います。あと弟の「あいー!」っていうカルタを取るときの声だけは、あまりにもすばらしい叫び声だったので、特別に許可を貰いました。 A.これ、色々な方からご指摘をいただいたのですが、実は「ゆ」の札に関しては、もう既に読み終わっているんですね(じっくり見るとわかりますが)。おそらく、弟がお手つきしたり、カルタをぐちゃぐちゃにしたりしてしまった際に、一度取っていた「ゆ」の絵札をもう一度山に戻してしまったのだと思われます。というかそれ以外にこのイリュージョンの説明は不可能なので、そういうことにしておいてください……。 実は、前回BL日本史の記事について書いた後、「恋する英単語という参考書もあるんですよ!」というメールを数百通ほどいただきまして、皆さんは僕をいったいどうしたいのだろうと小一時間ほど悩んだ挙句、そこまで薦めてもらったのだから、まあ表紙だけでも拝んでおくかとジュンク堂に出かけていった結果、なぜかうちの本棚にこいつが並んでいるというわけです。よし、一言で説明できたぞ。 「じゃあ」から後のセリフはなくても何ら問題ないと思うのですが、しかしこれがないとタダの英単語帳になってしまうので、やはり必要です。それにしても、常に相手を脱がせる機会を狙うこの積極性、僕らも女性を口説く際に見習うべきなのかもしれません。 語尾にくっついている(ニヤリ)と(ドキドキ)が、この例文の全てを物語っていますね。なぜこんな約束をするハメになったのか、そしてこの後どんな展開が待っているのか、たったこれだけの例文から想像を膨らますことができたとき、あなたはこの単語帳を真に使いこなしたと言えるのかもしれません。 いったい“僕”の“何を”入れたいのか、という問題については深く言及することを避けたいところですが、ほぼ間違いなくエクスカリバー的な何かだということは想像に難くありません。この帯のキャッチコピーだけを読んでどう思うか……それが1年前の僕と今の僕の決定的な違いなんだなと思うと、なんかちょっと切ないです。どこへ行こうとしているんだ僕は。 また先生と生徒シリーズ。さっきのは曲がりなりにも授業という正当な形式に則っていましたが、こちらはもうそんな形だけの言い訳さえもかなぐり捨てた完全な犯罪です。でもまだ問いかけですから。これに「ダメだ」と拒否するのが正しい生徒指導のあり方というものですが、まあ読まずともそうでないことは明らかなのでもう何も言いますまい。 「シチャッタのだ」とか可愛く言ってますが、今回のナンバーワンむかつきワードです。可愛く「シチャッタのだ」とか言われても困るし、真面目な顔で「シチャッタのだ」では違う意味で怖い。ほんと、どうしようもない。今度仕事で失敗したら言ってみようかな。 いやまあ、僕が帯レビューに飽きたとかそういうのではなくて、毎回帯を紹介していくというスタイルがさすがにマンネリ化していないか、と。むしろ皆さんに飽きられるんじゃないかというところが不安だったわけです。 ちょうど今回は当サイト6周年を記念してラジオを行っていることもあり、このラジオの期間内の投票で最強の帯を決定したいと思います。 変身といっても髪型変えてなんか表情が凶悪になるだけなのですが、上の絵だけ見ると別人だと錯覚する人が多そうです。錯覚っていうか、これだけ見るとどう考えても別人なんですけども。 とまあ、これ以外にも「メイドはじめました」とか「新婚さん」とか、タイトルからしてツッコミどころ満載のタイトルが多数入ったガイドブック、皆さんもぜひ本棚のお供に1冊いかがでしょうか。 今回は新作の帯についてもコメントを書き下ろしていただきたいと思っておりまして、この3連休は帯を探すために池袋をずっと徘徊していました。 新作の帯へのコメントの他、サイトで実施した最強の帯決定戦のランキングデータと、ランクインした帯についてのコメントを新しく書き下ろしていますので、良かったらご覧ください。 |
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