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お気に入りとは?/ キャッシュワン

[ 310] 「ブックマーク」「お気に入り」が廃れたワケ - 日経トレンディネット
[引用サイト]  http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/col/20030212/103753/

最近、ブラウザーの「お気に入り」を使わずに、検索サイトで目的のサイトにアクセスする人が急増中!? この利用形態の変化は何を意味するのか?
最近、ブラウザーを使っていてハタと気付いたことがある。「あれ、“お気に入り”メニューを使うことが少なくなったなあ」と。そう思って、近頃の自分の利用パターンを分析しみると、お気に入りにサイトを登録する機会がグッと減っていることに気付いた。
そもそも、お気に入りメニュー自体が、何年も前に登録したサイトが整理整頓されずにビロ〜ンと表示され、スクロールに次ぐスクロールを繰り返さなければ、目的のサイトを選べない。これじゃ、まったく意味がない。もちろん整理整頓すれば少しは便利になるが、実生活ですら整理整とんしない人間が、パソコンの中を片づけるかというとそれは期待薄。
お気に入りを整理して、利用頻度の高いサイトを使いやすい位置に集めれば、サイトへのアクセスはGoogle経由で行なうより手間はかからない。だが、上記のように、決められたルーチンができあがってそれに慣れてしまうと、一連の操作も苦にならない。むしろ、お気に入りメニューを探す方が面倒だ。
考えてみれば「お気に入り」や「ブックマーク」は、インターネットを本に例えると、それにチェックを付ける「しおり」のようなもの。その本にしても、しおりがたくさん挟まっていたのでは、しおりとしての機能を果たさない。かなり分厚い学術書でも多くて2本か3本が限度だろう。それ以上になると、しおりというマーキング行為と情報の内容が結びつかなくなり、その役割は、目次や索引に受け継がれる。
今回のお気に入りやGoogleの使い方は、それと同じではないだろうか。お気に入りバーやメニューの上部など、パッと目に付く範囲のお気に入りは、しおりとして機能するが、それを超えたものは、たちまち機能不全を起こす。それ以上の情報にたどり着くにはGoogleのような検索機能(本で言う目次や索引)に頼ることになる。
また、Webサイトの「寿命」というのも、微妙に影響していそうだ。たとえば、3年以上前にブックマークに登録したサイトへアクセスした場合、かなりの確率で飛び先のサイトが無くなっていることに気付く。ブックマークとして静的にサイトを蓄積するよりも、ダイナミカルに最適なサイトを検索するほうが効率よいといえる。
検索エンジンが今ほど進化していなかったブラウザー登場当時。サイトに関する情報の整理は、ブックマークあるはお気に入りという機能を使ってユーザー自信が管理する必要があった。だが、Google のような頭の良い検索エンジンが登場したことで、ユーザーは最小限の管理を行い、それ以上のことは、ネットワークの向こう側にあるサービスをその都度利用すれば、事足りる時代になったのだろう。
このような進化が起きてもよい分野は、ほかにもありそうだ。たとえばメールソフト。現在は、メールをフォルダに分類して管理しているが、それでもお目当てのメールを探すのに一苦労というのも少なくない。メールソフトの検索機能がもっと優秀になったり、さらに言えば内容に沿ってメールを自動的に分類してくれたら、すごく便利だろう(Opera 7で似たような機能が実装された)。
検索エンジン、いやコンピュータがさらに進化すると、人間は情報の管理・蓄積という作業から開放され、そのときに必要な情報をその都度、検索して集めるという未来がやってくるかもしれない。
1957年生まれ 蟹座のO型。本職は音楽制作会社のディレクターだが、インターネットに興味を持ち、ひょんなことからプロバイダーを評価する書籍を執筆。以来ネット系のライター稼業にも精をだす毎日が続いている。週刊アスキー、インターネットマガジン等に執筆。近著に『株の買い方・売り方が面白いほどわかる本』『稼げるIT資格親切ガイド(共著)』(中経出版刊)がある。

 

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