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[ 569] 松浦晋也のL/D: NASA有人月探査復帰に対して
[引用サイト]  http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2005/09/nasa_b197.html

笹本祐一著、松浦晋也解説。南米ギアナからロシアのプレセツク、フロリダ、もちろん種子島に内之浦、さらには相模原??ロケット打ち上げを追った東奔西走の記録第三弾。松浦による「世界の宇宙開発」解説記事を収録
日本唯一のDRAM専業メーカーで知られるエルピーダメモリ(株)の取締役社長兼CEO坂本幸雄にノンフィクション作家松浦晋也が10時間におよぶインタビューを行い、エルピーダメモリ躍進の秘密を探る。
リメイク映画化で話題の『日本沈没』は単なるフィクションか、それとも???気鋭のSF作家らが惑星地球のダイナミズムを多角的に分析、日本沈没の可能性を徹底検証する。さらに、地震探査などの最先端技術までをレポートしたSFファン、科学ファン必携の書
「あいつぐトラブル。それでも「のぞみ」は二十七万人の祈りと希望をのせて火星へと飛び続けた??火星探査機『のぞみ』の苦闘のすべてを描く、迫真の科学ドキュメンタリー」
「宇宙旅行の夢を皆に与えてくれたスペースシャトルは、実際には世紀の失敗作だった。宇宙開発の未来を拓くものとして世界に喧伝されたスペースシャトルの真の姿とその背景、その影響と今後の宇宙開発において日本が進むべき道を探る。」
これはもはや,興味などというものではない。血のたぎりだ。「はやぶさ」の何が,私の血をたぎらせているのか。――(中略)―― 未知の世界へ分け入り,誰も見たことがない風景を見ること。そのこと自体が本質として,背筋を震えさせ,後頭部をしびれさせ,そして何より血をたぎらせるのだ。
設計を見ていくならば,スペースシャトルは失敗すべく設計されていたことが分かる。――(中略)――どこを取っても成功する要素がない。
本blogでは、宇宙関連であまりシビアな話題はかかないようにしているのだが、以下は例外として書く。
2001年、私は宇宙開発事業団(当時:現在は宇宙航空研究開発機構)の野田篤司氏が主導した日本独自の有人宇宙船構想の検討作業に参加した。検討結果は、H-IIAロケットによる打ち上げを前提としたカプセル型宇宙船としてまとめられた。我々は、そのコンセプトを「ふじ」として命名した。
当時、宇宙関係者の間では、具体的な有人宇宙活動について語ることすら「人死にが出たら世間の糾弾を受けて日本の宇宙開発が停止する」という理由からタブー視されていた。我々の最初の目標はまず、タブーを破りフランクに日本独自の有人宇宙活動について語り合える環境を作ることとなった。
「ふじ」を巡る議論の中で、検討参加者は「スペースシャトルやスペースプレーンに代表される再利用型有翼宇宙船は、宇宙を飛ぶ飛行体として無駄が多い。特に完全再利用型は技術的に当面は実現できる見込みがない」という認識を共有した。
しかし当時の日本は、「20年後にスペースプレーンを開発して有人宇宙活動へ」というような議論が幅を効かせていた。スペースシャトルは1986年のチャレンジャー事故以降、まがりなりに安全運航を続けており、その安全性を改めて疑う者はほとんどいなかった。
しかし反応は、まず「日本が有人活動をするなんてねえ」、次いで「それは失敗を嫌う日本人の国民性になじまないのではないか」「財政難の日本にそんなことをする余裕はないのではないか」「カプセル型宇宙船なんて時代遅れのことを今更やるなんて」などなど、冷たいものだった。
私たちは人間が先入観から抜け出すことの困難さを実感した。「彼らは外圧に弱いから、アメリカから何か来ないと自分の過ちを認めないんじゃないか」「そのうち、アメリカの新宇宙船がカプセル型ということになって、俺たちは『だから言ったのに』と言わなければならなくなるんじゃないか」などと話し合った。
私は一般へアピールする必要を感じて「われらの有人宇宙船」(裳華房)という一般向け解説書を執筆した。当時、宇宙関連の書籍はおよそ売り上げの見込みが立たないということで、一度決まった出版社が降りたりもした。出版してくれた裳華房にはひたすら感謝するしかない。
幸い、本書はささやかながら一定の部数を販売することができた。「宇宙ものは売れない」とする当時の出版界の固定観念に、いくらかは風穴を空けることはできたかも知れない。
本書は、仲間からのカンパを募り(みんな、どうもありがとう)、関連すると思われる政治家にも献本した。ほとんどはなしのつぶてで、一部は印刷だったり秘書代筆だったりの礼状が届いて、それで終わりだった。我々としては、献本に対する礼などどうでも良くて、秘書なり本人なりに読んで貰いたかったのだが。
「なるほど、政治が利権とはこれか」と私は感じた。政治家には利権にありつきたい者が、様々な情報を持ち込んでいるのだ。そんなものにいちいち耳を傾けていたらやっていられない。どんな情報を送付したところで、その大部分はノイズとして自動的に処理されるのだろう。
2010年までにスペースシャトルが、ISSを当初規模で完成させることができる回数のフライトを行うことは、すでに絶望的となっている。2010年完成とは、「できたところまでで『完成』と宣言する」ということに他ならないだろう。
その完成形態に「きぼう」が付いているかどうかはかなりあやしい。アメリカの有人宇宙技術を学ぶとして、1985年から検討が始まった宇宙ステーション日本モジュール「きぼう」は、すでに完成にしているにもかかわらず打ち上げのメドは立っていない。
他の国に頼って学ぶという姿勢ではいけない。たとえ時間がかかっても、自分で技術を手にに入れるという姿勢でなければ??私はそう訴え続けてきた。
世間の慣性は巨大だが、それでも事実の積み重ねは、世間に認識の変化を迫らざるを得ない。コロンビアが墜ち、中国がカプセル型宇宙船で有人飛行を行い、アメリカが君子豹変と形容できるほどの方針転換を行い、そして今、アメリカの新宇宙船がカプセル型であることが明白になった。
「ふじ」構想は、とりあえず有人宇宙活動に関するタブーを破ることには成功したと思う。しかしそれだけでは、有人宇宙活動に向けた動きには足りない。
有人打ち上げに最適なロケットはどのようなものかと検討していくうちに、我々にはスペースシャトルが世界中にもたらした巨大な害悪が見えてきた。その議論の一部が拙著「スペースシャトルの落日」に繋がった。そして、シャトルの毒は確実に日本のロケットにも回っていることに、私は気が付いた。
すべては、技術的も組織的にも産業構造的にも、まっさらな状態で、先入観なしにもう一度日本のロケットのありようを再検討する時期に来ているというサインなのだ。「すでにLE-7があるからそれを利用して」だとか「三菱重工と石川島播磨重工の仕事の切り分けがあるから」だとか「今までの実績があるから」「来年の受注ベースは」といった思惑を一切廃して、ゼロからロケットを考え直す時期なのである。今の技術を使って、目的に最適なロケットをゼロから考え直すべきなのだ。
いたずらに過去や、既存の官需に拘泥し、既得権益ベースで議論を進めれば、大して多くもない官需もあっさりなくなるだろう。
ずいぶんと、とんでもないところに来た、と思う。が、私は常に希望を持っている。何度でも書こう。見上げればそこにはいつだって宇宙があるのだから。
あらためてこの本を宣伝しておく。有人宇宙船に関する基本的な問題は一応網羅している。すでに残部がごく少なくなっており、増刷のメドは立っていない。特に、私のところに「なんでアメリカはシャトルみたいなのをやめてアポロみたいな宇宙船に戻っちゃったんでしょうか」と質問してきたマスコミ関係者は必読、と言っておこう。
こちらの本も載せておく。スペースシャトルが何であったかについては、もっと多くの人が認識を共有する必要があると思う。その一助になれば、ということで。
前に、松浦さんは「NASAは前に培った技術を捨ててしまう」といった内容のことを書いておられた記憶があります。
ちょっとした疑問として、今回の新しい宇宙船は、アポロ時代に培ったものを拾いなおしたと解釈すればよいのでしょうか?それともシャトルの技術を(相変わらず)捨ててしまったと解釈すればよいのでしょうか?
私もカプセル式という現実的な形になったことはうれしくは思うのですが、どうもSFなんかの印象が強いせいでしょうか、シャトルのようなスペースプレーンにも憧れを感じてしまいます。
シャトルの技術は捨ててしまっているわけではなく、最大限再利用していますが、スペースシャトルのコンセプトは捨てましたね。捨てて正解だと思いますが。
今回の計画の問題は、打ち上げ用ロケットに端的に表れていると思います。有人打ち上げに、固体ロケットを第1段に用いたり(シャトルもそうだといえば、まあそうなんですが)、非常に高価なスペースシャトル主エンジンを使い捨てにしたり。
NASAのグリフィン長官が個人的な見解とはいえ、スペースシャトルと国際宇宙ステーションは誤りだったと話したみたいですね。
掌を返したというのはまさにこのことといった感じですが、トップにいる人がこのように間違いを認めて大胆な方針転換が出来るNASAをうらやましくも思います。
NASAのトップが心変わりしたのではなく、科学委員会の公聴会でシャトルと宇宙ステーションに批判的な発言をしていた人がNASAの長官に指名されたのです。
予算的に新宇宙政策の有人月探査と宇宙ステーション計画は同時には成り立たないのですから、ブッシュ政権下では模範解答みたいなものです。
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