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[ 59] 今日から始めるデジカメ撮影術:第97回 一眼レフとボケの関係 (1/3) - ITmedia +D LifeStyle
[引用サイト] http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0805/22/news019.html
コンパクトデジカメからデジタル一眼レフカメラへステップアップした人が非常に多い昨今。せっかく買ったのなら、コンパクトとの違いを知ってそれっぽい写真を撮ろう。 コンパクトデジカメとデジタル一眼レフカメラ、一番違うのは「撮像素子の大きさ」とそれにともなう数々の写りの違いだが、一番違いが分かりやすいのは「ピントの合う範囲」だ。 最初に取り上げるのは「撮影最短距離の違い」だ。コンパクトデジカメで気軽にマクロ撮影をしてた人はここに注目である。 コンパクトデジカメの撮影最短距離は「広角側が一番短くなる」が、一眼レフ用のレンズは原則として「どの焦点距離でも最短撮影距離は変わらない」 まずは2つめ。デジタル一眼レフの世界では(というか、もともとカメラの世界では)、被写体との距離は「撮像素子面」から測るのだ。 どのカメラもよく見ると円を棒が貫いてる「土星」みたいなマークがついてるが、ここが「撮像素子面」。カタログにある撮影最短距離はここからの距離なのである。 撮影最短距離が30センチの場合、レンズが15センチで撮像素子面からボディのレンズマウント面までが4.5センチだとすると、レンズ前10センチちょっとということだ。 このレンズ面から被写体までの距離は「ワーキングディスタンス」という。コンパクトデジカメではこのワーキングディスタンスが一番短いところを撮影最短距離としているわけだ。 続いて1つめと3つめ。一眼レフ用ズームレンズの場合、広角側でも望遠側でも撮影最短距離は同じであり、マクロモードというものはない。まあ一部のマクロレンズでフォーカス域を設定できるレンズもあるが、それは特殊な例だ。 さらに普及価格帯のズームレンズでは望遠側にするとレンズが伸びるので、望遠側の方が「ワーキングディスタンス」は短くなる。もちろん望遠側の方が「大きく撮れる」。 逆にコンパクトデジカメはたいてい広角側が一番近寄ることができ、大きく撮れるので、この違いは結構大きい。広角側でぐいっと寄るならコンパクトデジカメは便利だが、逆に望遠側で大きく撮るなら一眼レフ用のマクロレンズの方がいい。 コンパクトデジカメだと「レンズ前5センチ」なんて当たり前なんだけど、一眼レフ用のレンズでそれが可能なのは、レンズ名にわざわざ「マクロ」って書いてある一部のレンズだけだ。 一般にこのくらいのズーム域だと撮影最短距離は30〜40センチでそんなには近寄れない。コンパクトデジカメのつもりでぐぐっと近寄って撮ろうとしてピントが合わない、って経験をした人もいるだろう。 望遠で50センチまで寄れればこんなにアップでもOK。そういう意味では、大事なのは「撮影最短距離」じゃなくて、どのくらい大きく撮れるかだ。 ちなみにエントリー向けデジタル一眼レフのレンズキットに使われる18〜55ミリクラスのレンズだと、ニコンやキヤノンの場合で撮影最短距離は28センチ。コンパクトデジカメからのステップアップユーザーを意識してそれなりに寄れる作りになっているが、コンパクトデジカメのマクロモードのように、いきなり「3センチ」とか「5センチ」って寄れるわけじゃない。 オレの人生こんなもんでいいのか?人生に行き詰まりを感じたら、この作品。たまにはリフレッシュして、脇道にそれるのもいいのでは!? 先週は今年の夏がフロントプロジェクターの近年にない“買い時”と説明した。今週から具体的な製品を取りあげ、機能と特徴を紹介していこう。まずはお手ごろなエントリークラスからだ。 東芝が「超解像DVDプレーヤー年内発売」の報道について、「時期を含め具体的な内容は未定」とコメント。 最近、個人的に注目しているのが20〜16インチ程度の小型液晶テレビだ。以前は小型テレビといえばコスト最優先の製品ばかりで、画質に関してはさほどケアされていないものが多かった。ところが最近は事情が変わっている。 今年はオリンピックイヤー。かつてほど爆発的に売り上げが伸びるわけではないが、それでもやはり通常期よりは市場は盛り上がるため、各社は商機を逃がすまいと、独自の戦略で新製品を投入している。まずは東芝とパナソニックを取り上げ、新製品の傾向を探ってみたい。 ソニーのBRAVIA「M1シリーズ」は、ポップなスタイルと豊富なカラーバリエーションを持つパーソナル液晶テレビ。単に大型テレビをスケールダウンしたような製品が多い中、明らかに小型テレビのために設計されたデザインだ。その外観と機能性をチェックしていこう。 春は、入学や就職のために新しい生活を始める人がもっとも増える季節。部屋のふんいきを決めるテレビの選択には少し気合いを入れたいものだ。そこで今回は、一人暮らしや個室利用に適した20V型前後の液晶テレビを紹介しよう。 |
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